Digital Legal Wall

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  • 2023.1.6

「DIGITAL LEGAL WALL PROJECT」とは、リトプラ社が展開するデジタル落書きアトラクション「SPRAY PAINTING(スプレーペインティング)」をファミリー向けコンテンツ以外の分野に活用し、アーティストの表現の場を拡張する試験的なプロジェクトである。ミューラルアートが盛んな世界の各地に目を向けると、パリ、ニューヨーク、ベルリンなどでは、アーティスト達が合法的に作品を描くことができる「リーガル・ウォール」と呼ばれる壁面が存在しており、都市とアートが当たり前のように共存し合い作品が生まれ続けている。その一方で日本では、街の景観維持とアーティストの活動の場両立は難しいケースが多く、若手アーティストたちが自由に表現し、お互いの刺激を受け育っていく場はなかなか整備が難しいのが実情である。そこで、最新のデジタル技術を使ってバーチャル空間で落書きが可能な「SPRAY PAINTING」の技術を転用し、壁面にインクをつけることなく自由にミューラルアートを描くことを可能にする「DIGITAL LEGAL WALL PROJECT 」の構想を開始。プロジェクションを用いるため、壁面の規制や性質を選ばないだけでなく、描かれた作品のアーカイブも可能。本プロジェクトを通じ、日本におけるアーティストの表現の場を広げ、「デジタル技術とリアルな空間の融合」のさらなる可能性を探求していく。

PROJECT TEAM

Partner
Placeholder Inc.
Artists
OLI, MORITA MANABU (WOOD), YUSEI SAGAWA
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